#9 長い薄氷の道のり
こんばんは。
もう二度と、次は早めに執筆しますなどと宣言はしないことにします。
ここ10日間くらいで一気に冷え込みましたね。季節の変わり目は体調に気を付けましょう。
皆さんは日常の中で何かをモノにするためにリスクを取ることはあるでしょうか。
私は様々なスポーツを見る中で、勝利のためにリスクを冒すスポーツ選手を数多く目にしてきました。
彼らが勇敢に闘う姿は常に美しく、例えリスクを冒したことが裏目に出て敗北を喫したとしても闘う姿勢には賛辞が送られることでしょう。
直近で言えば、Formula1、USグランプリにおけるレッドブルレーシングの、予想より10ラップ以上速いタイミングでのタイヤ交換は愚策にも映りましたが、エンジニアらの計算とドライバーの巧みなタイヤ管理技術に依存することでグランプリを制しました。
私も白熱した展開に、日本時間は早朝ながら興奮を抑えられませんでした。
さて、こうしたリスクを取る戦略はスポーツ界に限りません。かく言う私自身が、リスクの中に生きています。
10月21日木曜日、パズル&ドラゴンズにおいて新ダンジョンの実装がありました。
当ゲームの最前線を走らんとする私にとっては無視できない一大イベントです。
高い難易度のダンジョン内容に私も苦戦しました。
気付けば私は、木、金、土、日、月、と5日間パズルを組んでいました。
その間、他を遮ることを意識した結果、私は大学に行くことを忘れていました。
5日間のパズルの反動か、火曜日も欠席。
丸一週間学業から遠ざかりました。
単位取得からも、大きく遠ざかりました。
レッドブルはライバルと異なる戦略を取ることでリスクを冒しました。
私は授業放棄というリスクを冒しました。
レッドブルはUSグランプリ、そして通算200回目の表彰台登壇を果たしました。
私は何を手に入れたでしょうか。
魔法石1個です。
年度開始時は、誰しもに単位取得までに同じアスファルトの道のりが用意されているものですが、私はこれを、薄氷に変えて歩いてみようと思うのです。
ではまた。