#11 CLモード
久々のサッカー回
久々の執筆
ついに日本時間16日早朝に差し迫ったUCL round16 PSGvsレアルマドリーの一戦について、プレビューしようと思う。
サッカー回は格好付けて、語尾を変えたいと思う。
まずは両者の最近の調子を見ておく必要があるだろう。
互いにリーグでは首位を直走っているが、PSGが2位と勝ち点差13をつけているのに対し、レアルマドリーは先週末のゲームでビジャレアル相手に苦戦し2位との勝ち点を4まで縮められた。
また、PSGもマドリーも、直近の国内カップ戦には敗れ、タイトルを1つ逃す格好となった。
リーグで余裕を見せるPSGに対し、バルセロナやアトレティコが不甲斐ないシーズンを送っているにも関わらず独走状態を作れていないマドリーの方が、難しい状況にあると言えるだろう。
両者共に基本のフォーメーションは4-3-3
スタメンは以下のような配置が予想される
PSG
ディマリア-エンバペ-メッシ
メンデス-キンペンベ-マルキーニョス-ハキミ
ケイラーナバス
ヴィニシウス-ベンゼマ-アセンシオ
クロース-カゼミロ-モドリッチ
メンディ-アラバ-ミリタオ-カルバハル
少々見にくいフォーメーション図となってしまった。アプリを使うのが面倒だったことは内密にしておこう。
正直に話すと、私はフランスリーグに全く興味がないのでPSGには疎い。レアルマドリー目線で話を進めよう。
このレベルの戦いになればどの選手にも高水準のプレーが求められるが、その中でも鍵を握るのは中盤の攻防になるだろう。レアルマドリーは、良くも悪くも上記の中盤3人に攻守の全権が委ねられている。
レアルマドリー指揮官のカルロ・アンチェロッティが彼ら3人を「彼らは互いを理解し合っている。私から彼らに特に指示を出す必要はない。」と要約するほどである。
「攻撃は最大の防御なり」という言葉が示すように、フットボールにおいて、ボールを握り続けていれば失点をすることはない。言葉にするのは簡単だが、実際にボールを握り続けるのは容易ではない。しかしこれを可能にしてしまうのが、約7年間レアルマドリーのスタメン守り続けたトリデンテなのである。
試合は、より個人同士のぶつかり合いになると予想している。両者のクラブカラーを鑑みるに、緻密な戦術によって試合を支配しようとするグアルディオラのマンチェスター・シティのようなチームとは異なり、各場面において個人が輝きを見せることが多いのが両チームの特徴だ。
中でも注目するべきバトルは、ヴィニシウスvsハキミ、エンバペvsアラバ、だろう。この2つの局面においては、いずれも攻撃者側が優位性を持っている。
レアルマドリーにとって、ヴィニシウスにいかにボールを供給し、いかにアラバをエンバペから隠すか、帰趨を決する要素を握っているのはクロース、カゼミロ、モドリッチだ。